包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

◆◇ 包茎手術後のツートンカラーの修正について

2017/08/18 包茎

日本人の場合、包皮を剥いた状態のペニスを観察してみると、亀頭部分は比較的明るく、薄い色ですが、包皮は亀頭に近い部分の内側から根元の方に向かい、徐々に濃い茶色系へと変わっていくのが一般的です。
しかし、包茎手術で包皮を切除した時、術式によっては手術跡の位置で亀頭に近い部分と根元に近い包皮との境目がくっきりと色別れしてツートンカラーになってしまい、不自然に目立ってしまう事があります。色白の方は目立ちにくいので気にならない事もありますが、特に元々の皮膚の色が濃い目の方は、この状態が顕著に現れます。

包茎手術では、術式によって包皮を切除する位置にいくつかのパターンがあります。
主な術式は亀頭直下で行う方法、包皮を単純に切除する環状切開、ペニスの根元で行う根部切開等です。
環状切開法は、包茎手術としては基本的な術式ですので、保険診療で手術を行う医院や、チェーン展開のクリニックでは多く行われる術式です。単純な線で包皮を輪のように切り取るため、手術時間が短くて済みますが、あくまでもクリニック側のメリットと言えます。

以前から、包茎治療後のツートンカラーの不自然さを気にされる患者さんは非常に多く、その改善策が求められてきました。
再手術などで対応が可能な場合もありますが、最初の手術で包皮の長さを短めに切られていると、再手術も不可能な事も多々あります。

そこで当院が考案したのが、女性の眉や唇の色合いを調整できる「アートメイク」の技術を応用して、ペニスのツートンカラーを修正する施術です。

使用するインクはアメリカのFDAが認可した、安全性の高い材料で作られたアートメイク専用のインクです。このインクを、元々のペニスの色に合わせたカラーに調合して、ツートンカラーの境目をぼかすように皮膚に色を入れていきます。
濃い色から明るい色へとグラデーションを作ることで、より自然な感じに仕上げることができます。

施術の際、皮膚の浅い位置にインクを留めます。
なので、年単位の時間が経過すると、皮膚の代謝とともに、徐々に施術した部分の色が薄れていきます。その場合は、患者様の希望により、追加の施術を行なったり色の調整をしたりすることが可能です。
むしろ、インクを入れ墨のように皮膚の深いところまで入れてしまうと、消えずに一生残ってしまうので、元の皮膚の色が変化してきた時に、その部分に違和感が生じてしまう恐れがあります。

なお、当院では仮性包茎の場合は包茎治療を「亀頭直下性感帯温存法」という術式で行います。これは、亀頭近くの性感帯を温存しながら、縫合跡も目立ちにくい場所に置き、かつ包皮の色の差も少なくできるように個人個人の包茎の症状に合わせて切開する線をデザインする術式です。
細かにデザインを行うと縫合する数も多くなり、手術時間も多少長くはなりますが、術後の患者さんのメリットを考えると現在ある術式ではベストな方法だと思います。

他院での包茎手術後のペニスのツートンカラーが気になっている方は、是非、一度当院までご相談下さい。
なお、ツートンカラーの修正に関しては、現在、モニター治療も募集しております。
施術やモニターについての詳細は、お電話でご説明いたしますので、フリーダイヤル0120-022-800まで、お問合せ下さい。

記事監修 新宿形成外科院長 岡 和樹
https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

関連リンク

Page Topへ