2022/01/20 包茎
今回は包茎手術の術式の一つ、亀頭直下法について説明します。
亀頭直下法とは、亀頭下の包皮から根元に向かって計測し、余った包皮を切除し縫合します。つまり、その名前の通り、亀頭付近で余った包皮を切除することになります。基本的に傷口は、通常時には包皮に隠れ見えなくなります。
これだけ聞くと、亀頭直下法は他の術式よりもよく思えますが、手術の難易度が上がるため治療を行う医師の技術力の差によって結果が左右されます。
また、亀頭直下法は誰でも行えるというわけではありません。
陰茎の下部の方に包皮の締め付けを感じる人は亀頭直下法では出来ない場合があります。
なぜかというと、陰茎根元部分の包皮を亀頭側に持ってくることで傷口を隠すので包皮自体が足りなくなってしまからです。
メリット
・通常時、傷口は包皮で隠れるので目立ちにくい。
・ツートンカラーは目立ちにくくなる。
デメリット
・結果が医師の技術力に左右される
・亀頭の先端付近で切開を行うため、技術力の無い医師や術全体をイメージできていないと小帯(ウラスジ)まで切開してしまう恐れがある。
・適切に施術できていない場合、亀頭が包皮に締め付けられてしまう可能性がある。
傷口を極力隠したいと言う方にはおすすめができる術式です。
しかし、医師の技術力が関係してきますので、自身が信頼できる医師の所で依頼することをおすすめします。
記事監修:新宿形成外科院長 岡 和樹
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