性病治療

その他の性病

エイズ(HIV)

HIV(human immunodeficiency virus)の感染によって引き起こされ、極度に免疫機能が低下し、日和見感染や悪性腫瘍、脳神経障害が発生し、死亡する疾患です。
HIVは感染者の血液、精液、子宮頚管粘液中に存在します。このため、おもな感染経路は性行為であり、このほかHIVを含んだ血液製剤の使用、輸血、注射器のまわし打ちなどにより感染することがあります。また、感染妊婦からの母子感染により約25%の胎児が感染します。

多くの場合、感染してから7~10年の間は症状を示さず、無症候性キャリアーといわれる時期があります。この時期に知らずに性交により他人に感染させる危険があります。
その後、発熱、下痢、体重減少、リンパ節腫脹などを主とするエイズ関連症候群といわれる時期があり、やがて典型的なエイズの症状を示すようになります。

梅毒

性交による感染、時には輸血などによる感染もあります。
感染後、3週、3ヶ月、3年、30年ごとに症状が進行します。
3週間後、性器や鼠径部(股の付け根)に無痛の硬いしこりができ、その後自然に消失します。
3ヶ月後、無痛性の鼠径リンパ節の腫れが起こりますが、自然に消失します。
3年後、皮膚に色々な発疹や赤い斑点がでて、神経炎や血管炎を起こしたりします。
そのまま放置しておくと、30年後には色々な臓器に腫瘍ができ、死に至ります。
脳卒中症状、神経衰弱なども起こります。
妊婦は母子感染を引き起こす可能性があり、死産、早産、何らかの異常を伴います。

トリコモナス

一般的には性交によって感染しますが、便器やお風呂の椅子、タオルなどからの感染も考えられるため、家族感染の危険性もあります。
男性の場合は殆ど自覚症状が出ません。女性の場合もすべての人に自覚症状が出るわけではありません。
主な症状は、悪臭のある黄緑色または乳白色の分泌物、かゆみ、外陰部や膣の灼熱感など。
検査は膣粘膜(あるいは尿道内)を綿棒で少し取り、顕微鏡で原虫の存在を確認します。 

B型肝炎

感染後、1~6ヶ月で消化器症状を主とする肝炎症状とともに黄疸が現れます。ほとんどの場合、発症後3ヶ月以内に肝機能は正常化します。
しかし、劇症肝炎となり短期間で死亡することもあります。また、感染はしているが発症せずに長年発見されず、慢性肝炎あるいは肝硬変で初めて発見されることがあり、肝細胞ガンに発展する例も多くあります。

そけいリンパ肉芽腫

感染して1~2週間後、病原体の侵入箇所に小丘疹、小水疱が出る。
発疹の発生1週間後、鼠径リンパ腺(太股付け根のリンパ腺)に硬いしこりができます。
発熱し、膿を持ったできものが膣や外陰部から尿道や直腸に及び、外陰部が象皮病のようになることもあります。
日本ではほとんど見られません。東南アジア、アフリカ方面へ旅行に行く人は注意が必要です。

膣カンジダ

多くの女性が経験する病気で、性交渉が無くても自然発症する病気です。性交でも感染することがあるというだけで、一般に言われる「性病」ではありません。 
女性の場合は性器、外陰部が赤く腫れ、かゆみを伴います。白いヨーグルト状のおりものがあり、膣内粘膜には白または黄色のカス状のおりものが付着します。
男性の場合は亀頭部に、潰れやすい小さい膿を持った発疹ができます。皮膚の一部がかぶれたように赤くなることもあります。男性がカンジダになることは少ないです。
性交や入浴(タオルなど)、ちり紙によっても感染する場合があります。

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