包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

ED薬のネット購入は、まだまだ危険!

2016/12/03 ED

先月、11月末頃に行われた「ED薬メーカー4社合同調査」で、ネット上でED薬を購入することの最新のリスク状況が明らかになりました。 この調査は、ファイザー、バイエル、イーライリリー、日本新薬の4社が合同で行ったのもの。 前回は2009年に同様の調査が行われています。 今回の調査は、30カ所の個人輸入代行サイトを対象に行われたとのこと。 その結果、日本から注文して日本で受け取るという方法で届けられたもののうち、35.6%が偽物だったそうです。 また、最近、偽物の薬が多いと言われているのがタイで、タイから注文してタイ国内の住所に届けられたものでは、48%もの薬が偽物だったとのことです。 タイでの注文も、日本語で作られたインターネットサイトを利用したもの。 明らかに、日本人をターゲットにした偽薬販売を目的としていることが分かります。 トータルでの偽ED薬率は、約40%にもなります。 その他、注文してお金を振り込んでも、商品が届かないケースもあったとのこと。 金銭的なトラブルや、プライバシー流出などの問題も含めて、やはり、インターネット上でのED薬の取引には、まだまだ、危険が潜んでいると考えなくてはなりません。 さらに、届いた偽のED薬を調べると、有効成分量が過剰に入っていたり、不足していたり、また、複数の不純物が混じっているなどしていたとのこと。 やはり、服用後の健康被害が懸念されます。 当院では、各メーカーからの情報提供を受け、以前より、「ネットで取引されるED薬の多くが偽物で、これを使用することは健康上、大変危険である」と、警告し続けてきました。 各メーカーも、偽薬の撲滅に向けて、様々な活動を続けてきました。 その甲斐もあってか、今回の調査結果では、以前よりも偽物率は下がっていました。 とはいえ、依然として多くの人が偽のED薬を購入しているという現実も、浮き彫りになったようです。 バイアグラのジェネリック品の登場で、ED薬は以前より試しやすい価格になっています。 より身近な存在となったED薬。 例えば当院では、診察と簡単な検査を無料で行いますので、かかる費用は薬代のみです。 薬は、1錠900円~のご用意となります。 初めてお使いになる方、お試しならば、1錠からでも処方が可能です。 毎回、このテーマのブログの文末に書きますが、 「ほんの少しの金額の差を惜しんで、あなたの大事な健康を害することの無いようにして下さい」 「絶対に、偽物の薬に手を出さないで下さい」 ED薬は、安全性が確立されている薬ですが、それでも、安易な気持ちで使うべきではありません。 偽物を掴まされないようにする、もっとも良い方法は、 1)きちんとした医療機関で 2)医師の診察や検査を受けてから 処方してもらうようにする。これに尽きます。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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