包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□ スマホで簡単精子数検査が可能に!?

2016/05/05 未分類

ここ数年で普及率が格段に高くなったスマートフォン(スマホ)ですが、電話やインターネットに繋ぐというだけではなく、豊富なアプリによって様々に活用されています。 ダイエットや健康に関するアプリも多く開発されています。 例えば食事のカロリーを記録したり、ウォーキングやジョギング等の運動で消費したカロリーまで計算してくれるとか、更には心拍数を計測してくれるアプリもあるそうです。 将来的には、スマホを身に着けているだけで身体のデータが主治医に自動送信され、「異常が有れば直接電話で呼び出し!」なんて時代がくるかもしれません。 さて、今月3日の読売新聞に、スマホを使って自分の精子数を検査できるキットができたというニュースが出ていました。 これは、独協医科大学と米国イリノイ大学の共同チームが開発したもので、少量の精液を専用のレンズを装着したスマホで撮影することで、精子の数を調べられるというものです。 簡易的な検査ですが、自身が自宅で気軽に行え、その精子数を基準値と比べることで、自分の精子が少ないかが分かり、男性側が原因の不妊の早期発見につながると期待されています。 検査の方法も説明されていたので、ご紹介しておきます。 検査器具はプラスチック製で拡大機能のあるレンズ(直径0・8ミリ程)が組み込まれているもので、この器具をスマホのカメラ部分に装着し、球形レンズの上に透明のフィルムを敷くと準備完了。 次に、レンズ部分に採取した精液をスポイトで1滴たらし、およそ1秒間動画を撮影します。 アプリは、その画像から精子を数えて精子濃度を推定するそうです。 恐らく、準備から測定終了まで、数分程度で完了してしまうのではないでしょうか。 確かに手軽です。 同研究チームでは、男性50人の精液サンプルに対し、3種類のスマホで撮影した判定結果を医療機関での自動解析と比較したところ、医療機関で“自然妊娠が難しい”と判定された男性の75~91%は、スマホの検査でも精子数が少ないという判定が得られたそうです。 簡易検査の結果としては、精度もまぁまぁといったところでしょうか。 もちろん、こういった簡易検査はあくまでも、目安として考える事が大切で、より詳しい事は専門の医療機関で検査を行うことも重要です。 なお、この研究は5月10日に米国泌尿器科学会で発表されるとのことです。 実際の商品化には、まだ時間がかかると思われますが、病院での検査に抵抗が有る男性には、誰にも知られずに簡易検査ができるのは嬉しい情報ではないでしょうか。

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