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エボラ出血熱 WHO「緊急事態」宣言

2014/08/21 未分類

世界保健機関(WHO)は2014年8月8日、エボラ出血熱について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。今年3月からの死亡者数は1200人以上となっており、過去最大の流行となっています。今年3月以降、西アフリカの3か国(ギニア、シエラレオネおよびリベリア)を中心にエボラ出血熱の流行が報告されています。 エボラ出血熱が最初に発見されたのは1976年スーダン(現南スーダン)。それから約40年間で死亡者数は1600人弱。いかに今回が爆発的な流行か、よくわかります。 エボラ出血熱とは… ウィルスを病原体とする急性ウィルス性感染症で、出血熱のひとつ。自然界における宿主は特定されていませんが、コウモリが有力であると考えられています。 ◯感染方法 飛沫感染、接触感染。患者の唾液や血液、排泄物等に直接触れることで感染をおこします。空気感染はないと考えられています。 ◯症状 潜伏期間は2?21日。体内に数個のエボラウィルスが侵入しただけで容易に感染。 発病は突発的で発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などから、嘔吐、下痢、腹痛等を呈します。進行すると口腔、歯肉、鼻腔、皮膚、消化管等全身に出血、吐血、下血、死に至ります。 ◯治療 ワクチンはありません。 さらに有効かつ直接的な治療法も確立されていません。 治癒しても失明、失聴、脳障害等、重篤な後遺症を残すことが多いとされています。 死亡率は60%?90%。数字を聞くと恐ろしくなりますが、ウィルスの大きな変異がない限り、先進国での流行の可能性は低いと考えられています。 その理由は ? 空気感染はしない ? 感染対策の充実 ? 医療制度の充実 ? 生活環境 であるということです。 WHOが未承認薬の使用を容認しました。 それだけ事態は深刻です。 国境なき医師団のリュー会長によると、「収束には6ヶ月はかかる」とのことです。 一日も早く収束すること、また少しでも早くワクチンや治療法が確立されることを願ってやみません。

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