包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□抗生物質が効かない性病に注意!!

2014/07/24 性病

夏のジメジメ、蒸し暑さはとても嫌なものですね。 湿気が多くなると、カビや雑菌も繁殖しやすくなり、様々なトラブルが発生する危険が高まります。 また、暑さで汗をかくので、下半身も蒸れて不潔になりやすくなります。 その結果、亀頭炎や包皮炎、性病にかかってしまう患者さんも増える季節と言えます。 さて、いわゆる性病といえば「淋病」「クラミジア」「梅毒」の3つが代表的です。 そもそも、従来の「淋病」は性感染症の中でも抗生物質が効きやすく、薬を飲み続けていれば1週間~10日程度で完治してしまう病気でした。 治療期間が短いため、それほど怖い病気という認識はなかったようです。 しかし、最近(世界保健機構)より、ペニシリンやセファロスポリン系の抗生物質が効かないタイプの「淋菌」が発見されたという発表が有りました。 しかも、その「淋菌」が初めて見つかったのは日本だということで、非常に注目を集めています。 ちなみに、WHOによれば、世界中では毎年約1億600万人もの人が淋病に感染しているそうです。 これらの治療を繰り返すうちに、抗生物質に耐性を持つ突然変異をおこしたものが今回の「淋菌」だといわれます。治療ができないので、さらに感染が拡がり、その間に他の薬に対する耐性を持つ多剤耐性菌となってしまうのです。 これは「スーパー淋菌(H041)」と呼ばれています。 日本以外では、韓国、オーストラリア、フランス、ノルウェー、スウェーデン、イギリス等でも、抗生物質が効かない淋病が報告されているとのことです。 「スーパー淋菌」は感染力も高く、感染すると生命の危険も伴うということで、十分な注意が必要です。 「スーパー淋菌」の治療のためには、それに対抗できる新しい抗生物質の開発が必要だと言われています。 このような性感染症(STD)は、拡散を防止することが最も重要です。 その為には、風俗でのお遊びや不特定多数との性交渉は避けるようする。性行為の際にはコンドームを装着することを忘れない。下着類は常に清潔なものを身に着ける。など、日頃の注意が必要。 もちろん、この季節は毎日入浴やシャワーを浴びるなどして、身体の清潔を保つことも大事です。 他の病気も同様ですが『予防に勝る対処はない』ということを覚えておいて下さいね。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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