包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

子どもの包茎について

2024/01/11 包茎

 人間は産まれた時は誰しもが真性包茎です。
海外では割礼(文化的な理由などから包皮の一部を切除すること)がありますが、日本にはその慣習はありません。
成長するにつれて自然と少しづつ剥けるようになってくることが普通で、思春期の頃には普通に剥けるようになることが多いです。

 もちろん、小さい頃からペニスの皮を剥けるように慣らしておくことは大切です。
ですが、無理に行うことは大変危険です。無理やりペニスの皮をむいてしまうとめくった包皮が元に戻らなくなる場合があります。
元に戻らなくなってしまった場合には早期に適切な処置が必要になる可能性があります。
最悪の場合、放置していると、めくった包皮がペニスを締め付けて壊死してしまうこともあります。
また、中には小さい頃から剥けていた方が子供のためだと思う親御さんもいるでしょう。小さい時にあまり無理やり剥いてしまうと子供は痛いことだけが印象に残って、剥くことをやらせなくなったり、自身でも剝かなくなってしまうことがあるようです。

 当院では、基本的には子供のうちには包茎手術はすすめていませんが例外もあります。
何度も繰り返して包皮炎を起こしてしまうような時には包茎手術をすすめています。
繰り返し包皮炎になってしまうとペニスと包皮の癒着がひどくなってしまい、本来であれば剥けていた包皮が剥けなくなってしまう
恐れがあります。また、思春期を過ぎても包皮が剥けない場合には手術を検討した方が良いでしょう。

 いずれの場合にせよ、自身の判断だけで決めるのではなく専門の医師に相談することが大切です。
相談した時にも、理由なしですぐに手術をすすめてくるような医師がいるクリニックは避けた方が安全です。

子供の包茎についてはこちらのページもご参照ください

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