包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

ディープキスでも淋病に感染!?

2019/07/19 未分類

喉に感染した淋病やクラミジアはオーラルセックスでも男性に感染しやすいことは、すでによく知られています。 性病にも様々なものがありますが、感染予防といえば、性交時に男性側にコンドームの使用を促すことが一般的でした。 しかし今回、「同性愛や両性愛の男性の淋菌感染例の多くはオーラル、アナルセックスを介したものである」との考えに基づいた研究の結果、ディープキスでも口腔咽頭へ淋菌に感染する恐れがあることがわかりました。 この研究によれば、舌を絡めるディープキスをするパートナー数が多い同性愛または両性愛の男性は、異性愛の男性よりも口腔咽頭淋菌の感染リスクが高いという結果が出たそうです。 オーストラリアMonash UniversityのEric Chow氏らは口腔咽頭の淋菌感染とディープキスとの関連について検討する研究を実施しました。 対象は、2016年3月~17年2月に同国メルボルン市内のセクシャルヘルス専門施設を受診した同性愛または両性愛の男性 1万1,442例で、このうち過去3カ月間の男性パートナーとの性行為に関する質問票に回答し、データの測定基準を満たした3,677例(年齢中央値30歳、四分位範囲25~37歳)となりました。 その結果、口腔咽頭淋菌感染が6.2%、肛門直腸淋菌感染が5.9%、尿道淋菌感染が2.7%に認められたそうです。 この結果によると、ディープキスのみのパートナー数が0~1人の男性に対して、4人以上いると回答した男性では1.46(95%CI 1.04~2.06)と高くなり、性交を伴うディープキスをするパートナー数が0~1人の男性に対して4人以上と回答した男性では1.81(同1.17~2.79)と、これも有意な差が出る結果となりました。 Chow氏らの研究結果は、ディープキスが淋菌感染の原因であることをすぐに証明するものではありません。また、一つの施設の利用者のみを対象とした研究であるため、他の調査では、結果に違いが出る可能性もあります。 しかし、Chow氏らは「これまで、口腔咽頭から口腔咽頭への淋菌感染は軽視されてきた」ことを指摘しつつ、「この研究結果は、性交を伴うか否かにかかわらず、ディープキスが口腔咽頭淋菌感染の危険因子である可能性を示したものだ」と結論しています。 淋病に限らず性病に感染するのは、不特定多数との性行為が原因なのは言うまでもありませんが、今回の調査結果を踏まえると、ディープキスも注意するべきなのかもしれません。パートナーと良い関係を築く為にも、お互いに定期的な検査を受けるべきでしょう。 当院では、結婚前や妊娠前に性病などの感染がないかを確認するための、ブライダルチェックも実施しています。 大切なパートナーや家族を守る意味でも、受診を検討されてはいかがでしょう。 検査についての詳細は、お電話でお問い合わせ下さい。 記事監修:新宿形成外科院長 岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

Page Topへ