包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

男性不妊症患者に朗報

2018/05/31 治療

不妊の原因は女性側と男性側で半々と言われています。

 不妊の原因が男性にある場合は、精子を作る機能に問題があるケースが多く、そのため精子の数や運動率を調べるための精液検査が行われます。 その検査は、通常は病院を受診して行われるのですが、先頃、自宅で行えるという画期的な検査法が報道されたのでご紹介します。

 報道によると、この検査のメリットは、不妊に悩む男性本人が、自宅で手軽に検査を行うことができ、その検査結果を基に自ら不妊治療の必要性を判断し、病院での早期治療を受けられることにあります。
  検査に必要とするものはスマートフォンと、独協医科大学の医師と健康グッズの販売会社が共同で開発したメンズルーペと言われるキット。 検査法は男性自身の精液をプレートに垂らして、スマートフォンでプレートの精液をメンズルーペを通して撮影し、精子の状態を観察します。
  その検査結果を、アプリでダウンロードした段階分けされたサンプルと照らし合わせることにより、精子の数や運動率についての異常の有無を判断することが出来るといいます。異常が認められた場合は不妊治療を行う病院を受診するという流れになります。 また、報道では男性の不妊症は、精液にも深いかかわりが有るといいます。
 精液には精子の運動を高める成分が含まれていますが、その精液の成分を研究する企業の調査によると、精子の数が多い人は精液の亜鉛濃度が高く、肉中心の食事を取る人が多かったそうです。また、睡眠時間の短い人は精子の動きを鈍くさせる恐れのある酸化ストレスの影響を受けているとのこと。
 同社では今後も精液の成分と生活習慣について調べてその関係性について解明していくとのことです。 女性の卵子も男性の精子も、年齢を重ねる毎に衰えてきて、受精能力が下がることが分かっていて、不妊治療の開始は早ければ早いほど良いとされます。 今回のキットで手軽に男性側の原因が調べられるので、早目の不妊治療開始の後押しとなることでしょう。

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