包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

手術の失敗?「包茎手術を受けたのに、まだ包茎状態なのですが。」

2013/04/11 包茎

当院では、手術や治療の前には必ず、医師から治療方法や効果に関する説明を行います。 最近の患者さんは、あらかじめ雑誌の記事や広告、ホームページ等で、どのような治療方法なのかをお調べになってから来院されるケースが多いのですが、それでも、実際に医師から説明があると、ちょっとした誤解や認識の違いがある場合も多いものです。 やはり、しっかりと治療に対する理解を持って頂き、治療結果をより良いものにするためには、事前の診察と説明は大変重要なことだと、再認識させられます。 「包茎手術を受けたのに、まだ包茎状態なのですが。」 包茎手術を受けた後に、このような疑問をお持ちになる方がいらっしゃいます。 これは手術の失敗なのでしょうか? いいえ、一概にそうとは言い切れません。 手術前の説明、インフォームドコンセントが足りなかったために起きる問題と言えるでしょう。 包茎手術の場合は、ペニスの包皮を勃起時の長さに合わせて、正確に切除する必要があります。 ただし、手術前に勃起したペニスを実測する事は困難ですので、平常な状態で、包皮を切除する長さを、診察を行う医師の豊富な経験と正確な診断によって導き出すことになります。 男性ならば分かると思いますが、例えば、夏場や入浴後などで体が温まっている時と冬の寒い時とを比較しただけでも、ペニスの長さや亀頭の大きさはだいぶ変化します。 その為に、適正な長さで包皮を切除したとしても、場合によっては亀頭が隠れる位に皮が被る事もあるのです。 また、ペニスの断面は真円ではありませんし、ペニスは左右上下に湾曲もし、更に左右上下で余っている長さも違うので、それらを複合的に考えて包皮切除のデザインをしないと、不自然な弛みが出る可能性もあります。 やはり、こちらも医師の経験が重要だといえます。 もちろん、当院で手術を受ける方には、診察時にこのような説明を行いますので、しっかりと納得頂いてから治療に入れます。 本来はあってはならないことですが、包茎手術の失敗例というのも、現実にはあります。 縫合の跡がひどく目立ってしまったり、手術後の包皮が長く余り過ぎていたり、 また、包皮を極端に短く切りすぎてしまった例などは手術の失敗です。 例えば、包皮を切除し過ぎてしまうと、勃起時にツッパリ感を起こしてしまい、ペニスが不自然に曲げられたり、痛みがあったりして、性行為に支障をきたす場合もあります。 これでは、何のために包茎治療を受けたのか分かりません。 当院では、他院で受けた手術痕の修正も行っております。 ひどく残ってしまった傷跡も、修正手術によってキレイになり、目立ちにくくする事が可能かもしれません。 このような状態でお悩みの場合は、ぜひ一度、当院までご相談下さい。 記事監修 新宿形成外科院長:岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

関連リンク

Page Topへ