包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

『亀頭増大手術』の安全性、『陰茎増大手術』のリスク(失敗)

2017/07/10 亀頭増大

当院でコラーゲンを使った『亀頭増大手術(きとうぞうだいしゅじゅつ)』を行なうようになって、すでに30年近く経ちます。

コラーゲンは、当時の厚生省から「人体に注入しても安全性が高い材料」として認可を受けています。

元はしわ取り等の目的で使用されていたコラーゲンを『亀頭増大手術』への注入剤として応用したのは、当院が初めて行なったことです。

その後、色々な注入材料が登場し、これらを使用した『亀頭増大手術』も行なわれるようになってきました。

しかし、安全性の低い注入材を使用している場合もあるので注意も必要です。

当院では、薬剤自体の安全性と注入に関する理論、研究を重ね、より確実で安全性の高い『亀頭増手術』を行っています。

当院での『亀頭増大手術』の患者さんについては、今まで大きなトラブルもありませんし、“カリ増大”効果を実感されたリピーター(追加注入)の患者さんも多くいらっしゃいます。

さて、インターネットの普及により、『亀頭増大手術』という言葉も、広く一般の方々に知られるようになってきました。

自身が受けたペニス増大手術の体験談をブログ等で公開している人もいて、治療を受けようか悩んでいる方にとっては有益な情報源にもなっているようです。

しかし、その全てが成功例ではありません。中には術後の経過が悪い等の失敗例の報告もあります。

以前は『亀頭増大』や『陰茎増大手術』として、ペニスを大きくするために液体シリコン等が使われていた時代もありました。

液体シリコンは人体に吸収されないので安全だ、とされていましたが、後に、発ガン性や手術後の変形で見栄えが悪くなることなどが問題視されるようになりました。

液体シリコン注入での『亀頭増大手術』や『陰茎増大手術』は失敗だったと言ってもよく、現在は液体シリコンの使用は禁止になっています。

さて、『亀頭増大手術』(カリ増大)を希望される方から、『陰茎増大手術』(サオを太く)の効果と安全性について聞かれることがあります。

インターネットで検索を行うと、『亀頭増大手術』と同様に、薬剤や脂肪の注入による『陰茎増大手術』を行っているクリニックが見つかります。

しかし、現在は当院では、陰茎への注入はお勧めしてません。

陰茎部分は失敗の危険性=リスクが高いと考えるからです。

例えば、自身から採取した脂肪を陰茎に注入して、太くするという手法があります。

確かに、自分の脂肪ならば拒絶反応やアレルギーなどのリスクが無いというのは理にかなっているのですが、しかし、脂肪の注入を受けた方のペニスは陰茎(サオ)がブヨブヨと柔らかくなってしまい、硬さが無くなるのが一番の理由です。

また、定着がまばらなために部分的に凸凹とシコリのようになってしまい、見栄えが悪くなってしまうことも見うけられます。

美容外科などの広告では、「注入治療は切らないから、安心、安全、スピーディ」などと、あたかも簡単に症状の改善が出来ます、というふうに書かれています。

しかし、脂肪やその他の薬剤をペニスの深い所(海綿体)へ注入してしまうと、血管内に入り込み、詰まらせてしまうリスクが高まります。

ペニス内の血管が詰まれば、そこから先の血流が失われ、最悪の場合にはペニス自体が壊死してしまうことも考えられます。

また、血管に入った薬剤が他の重要な臓器、例えば肺や心臓、脳などの血管で詰まると、肺梗塞や心筋梗塞、脳梗塞などの命にかかわる重篤な症状を引き起こしかねません。

注入という一見簡単そうな治療でも、安全・確実に治療を行なうためには、医師の豊富な知識と経験、さらに高い技術が不可欠です。

このブログをご覧の方々には、上手い宣伝文句に乗って、安易に治療に飛びつかないよう、ご注意いただきたいと思います。

当院では『長茎術』『亀頭増大手術』『包茎手術』などの手術に関する診察とご相談は無料で行っております。

まずは、お気軽にフリーダイヤルまでお問合せ下さい。

記事監修 新宿形成外科院長 岡 和樹
https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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