包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

EDを引き起こす生活習慣病

2017/05/05 ED

生活習慣病と『ED』(勃起不全)について 生活習慣病とは『高血圧症』『脂質異常症』『高尿酸血症』『糖尿病』など、読んで字のごとく、日頃の生活習慣が身体に影響し、それが原因で引き起こす疾病を言います。その生活習慣病が『ED』と深く関わり合いがある事をご存知でしょうか。今回は、その関連性について触れたいと思います。 動脈硬化からの『ED』 まず、生活習慣病の原因というのは、喫煙、過度の飲酒、肥満、ストレス、運動不足等があげられます。それを長期的に継続することで何らかの生活習慣病を引き起こすのです。生活習慣病はただでさえ生命にかかわる恐ろしい病気ですが、さらにたちが悪いのはその疾病により合併症を引き起こすことです。『脳卒中』『脳梗塞』『胸部・腹部大動脈瘤』『動脈硬化』『高血圧性腎障害』などさまざまな疾病です。その内の『動脈硬化』の影響はいくつかの動脈の中でも、陰茎動脈(直径約1~2mm)などの細い血管から現れると考えられています。 つまり、『動脈硬化』の影響で神経や血管に障害が起こり、性的刺激が伝わらなかったり、血液の流れが悪くなることで、十分な勃起機能が得られず、満足な性行為が行えないといういわゆる『ED』という状態を引き起こすのです。 糖尿病と『ED』 糖尿病と『ED』の関連性について、糖尿病のある人が『ED』である確率は、糖尿病のない人が『ED』である確率の約2倍もあるのです。いかに糖尿病から『ED』への合併率が高いかがわかります。また、糖尿病患者の普段仕事などで座っている時間と『ED』の関連性については、65歳以上の患者では9時間以上座っている時間に対して中程度から重症となります。長時間座っていると、中性脂肪値やHbA1c値の上昇、HDL-C値などの代謝機能や、テストステロン値への悪影響などをもたらすとされ、結果として『ED』を引き起こすと考えられているのです。 生活習慣を変えることが大切 これまで述べたように、生活習慣病は恐ろしい病気であり、合併症を誘発し、『ED』をも引き起こす可能性が高いのです。喫煙を避け、過度の飲酒を控え、運動不足を解消し、ストレスを溜めない、これからでも遅くありません。そんな健全な生活を心掛ける事が大切です。 記事監修:新宿形成外科院長 岡 和樹 https://www.s-keisei.jp/shinjukukeisei/index.html

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