2017/05/01 亀頭増大
包茎の症状には大きく分けて「真性包茎」、「カントン型包茎」、「仮性包茎」の3つがあります。
「真性包茎」や「カントン型包茎」の場合、性行為に支障があるので、なるべく早く包茎の治療を受ける必要があります。
「真性包茎」の方は、亀頭を包皮から出すことができませんので、『亀頭増大』だけを受ける事は不可能です。
この場合、包茎手術をしてから『亀頭増大』を受けるか、もしくは包茎治療と同時に『亀頭増大』を受けることになります。
「カントン型」包茎の方は、包皮から亀頭を露出させることが可能な場合もあります。
しかし『亀頭増大』で亀頭が大きくなると、カントンの症状がさらに悪化することもあり、『亀頭増大』だけを受けるのは難しい場合もあります。
「カントン型包茎」の方が『亀頭増大』をお考えの場合には、事前の診察の際に良くご相談下さい。
状態によっては、包茎手術をしてから『亀頭増大』を受けるか、もしくは包茎治療と同時に『亀頭増大』を受けることをお勧めします。
一方、「仮性包茎」の場合は、包皮を簡単に剥くことができれば性行為に支障がないので、必ずしも包茎手術を受けなくてはならないという事ではありません。
しかし、「仮性包茎」の方は、どうしても包皮の中に汚れや垢が溜まりやすくなります。
入浴時に皮を剥いて洗うなど、常に清潔を心掛けていないと、溜まった垢や汚れに雑菌が繁殖しやすくなります。
包皮が炎症を起こしたり、臭いが気になったり、性病のリスクが高まったりもします。
このように、亀頭に慢性的な炎症を起こすような場合は、「仮性包茎」でも治療をお勧めすることがあります。
また、亀頭が包皮で覆われている時間が長いと、亀頭の成長の妨げ(いわゆる先細りペニス)になったり、亀頭が過敏になって早漏気味になったりと、男性にとっては、あまり好ましい状況とはいえません。
さて、亀頭の一番盛り上がった部分を「亀頭辺縁部(きとうへんえんぶ)」と呼びます。一般的には、カリと呼ばれる部分です。
『亀頭増大』では、この部分にコラーゲンを注入することで、亀頭辺縁部(カリ)の周囲を一周ぐるりと大きくすることができます。
『亀頭増大』によって、ペニスは、いわゆるカリ高の亀頭になります。
この状態になると、包皮を剥いて亀頭を露出させた時に、引っかかりが強くなるので包皮が戻りにくくなります。
つまり「仮性包茎」になりにくくなるのです。
普段から包皮が剥けやすくなり、剥いた包皮が戻りにくくなると、入浴時にも洗いやすくなります。
ですので、包皮の内側の清潔を保つことが簡単になります。
また、亀頭が露出しやすくなれば、下着などに擦れることで亀頭が外的な刺激に強くなり、早漏防止にもなると考えられます。
『亀頭増大』による包茎の改善効果には、包皮の厚さや余り具合など、現在の状態によって個人差があります。
詳しくは、診察の際にご説明可能です。
当院では『亀頭増大』をはじめ、『包茎』や『長茎術』についても、診察やご相談は無料で行っております。
是非、ご予約の上、無料相談をご利用下さい。
記事監修:新宿形成外科院長 岡 和樹
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