ED・インポテンス治療

ED・インポテンス・勃起障害治療

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ED(インポテンス)とは…

満足のいく性行為をするために、陰茎を勃起させ、なおかつその状態を持続することができなくなることをいいます。
ペニスも身体の他の部位と同じで、20歳ごろをピークにしだいに機能が衰え始めます。
生真面目な人や心配性の人ほど衰える度合いが激しく、20代や30代でED(インポテンス)の症状に悩む人も珍しくありません。

■ 勃起のメカニズム

勃起のメカニズム(イラスト)

人間のペニスは、スポンジ状の陰茎海綿体から出来ています。
性的な刺激があると、

  1. 脳から動脈を押さえつけている筋肉を「ゆるめなさい」という指令が出ます。
  2. 筋肉がゆるむと、動脈は拡張し、海綿体に大量の血液を送り込みます。
  3. 海綿体は充血して膨張し、硬くなります。

血液は常に動脈から静脈へと流れていますが、海綿体が膨張し硬くなった分、静脈が圧迫されて血管が狭くなり、血液の流出が妨げられ、勃起状態が維持されます。

 

ED(インポテンス)の3つの要因

  1. 病気や外傷により機能そのものが損なわれている「器質性」
  2. 勃起機能は正常なのにいざというときにダメになる「機能性」
  3. (1)と(2)の要因がからんだ「混合性」

■「器質性」

ペニスの奇形、男性ホルモンの不足(老化による分泌の衰え)、外傷による勃起神経の支障、ペニスへの血流不足、脳や脊髄の障害、薬の副作用などが原因となるものです。また、病気の影響としては、糖尿病や動脈硬化、アルコール依存症、うつ病なども原因となります。

■「機能性」

心因性によるもので、ED(インポテンス)の原因としては最も多いパターンです。
過労やストレス、暴飲暴食、セックスしづらい住宅環境、パートナーへの不満が引き金になるほか、性交中の失敗を女性に指摘されて傷ついたり、子供を作らなければならないというプレッシャーなどが原因となります。

 

ED・インポテンス・勃起障害治療法

  1. 強制勃起を促す薬剤を患部に注射する「注射法」
  2. 座薬のように挿入する強制勃起薬「ミューズ」
  3. 画期的な内服薬「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」「シルデナフィル」

※「シルデナフィル」は、「バイアグラ」のジェネリック医薬品です。

治療はカウンセリングや検査のうえ行います

ED・インポテンスは、専門医による入念なカウンセリングや検査結果をもとに、多角的治療を行います。
まず男性ホルモンの数値、血管の状態を検査し、睾丸やペニスの形状をしっかり見ます。 そしてED・インポテンスの具体的な症状を知り、原因を追求します。
その上でそれぞれの症状に応じて治療を多角的に行い、短期間での改善を図ります。

 

1.注射法(陰茎海綿体注射法)

ペニスの血管を拡張し強制的に勃起を促す作用がある薬剤を患部に注射する方法です。海綿体に異常がなければ通常5分ほどで勃起し、効果は約2時間持続します。陰茎海綿体注射療法は1982年にフランスの血管外科医によって発見されました。
ペニスの血管を拡張し強制的に勃起を促す作用がある、塩酸パパベリンやプロスタグランジンを陰茎海綿体に注射する方法です。
現在は、副作用が少ないという点でプロスタグランジンE1の注射が広く使われています。 海綿体に異常がなければ通常5分ほどで勃起し、効果は約2時間持続します。

 

2.ミューズ

「ミューズ」は、注射法と同じ薬剤をスポイトのような器具によって尿道口から挿入し、粘膜を通して吸収させる方法です。
ED・インポテンス治療先進国であるアメリカから導入された最新治療法のひとつで、医師の診断・指導さえ受けていれば、患者さん自身の手で行うことができるのが大きなメリットです。
挿入後、約5~10分で勃起作用が起こり、約30~60分間の持続効果があります。
勃起の作用が起こる時間と持続効果は、個人差があります。
なお、使用にあたっては心配、疲労、アルコールの飲みすぎ等は避ける必要があります。また、投薬剤を挿入直後、仰向けになるとペニス内の血行が低下し、結果的に勃起を低下させますので注意が必要です。

■ミューズの成分

ミューズで尿道へ挿入するのはアルプロスタディルという医薬品で、血管拡張器に自然に発生する合成プロスタグランジンE1の一般名です。
プロスタグランジンとは、前立腺で作られる有効成分で、血管拡張作用を示す刺激剤のことです。
ペニスの緊張を緩和し、動脈からの血液の流入を促進させた後、血液が海綿組織を通過するときに血液を押し出す静脈を圧縮し、ペニス内の血液量を保ち勃起を持続させます。
米国では、このアルプロスタディルは1995年にED(インポテンス)治療のための薬品として、FDA(日本の厚生省にあたる国家機関)から市場販売を認められています。そしてミューズは、同じく翌年に正式なFDAの認可を得ました。

 

3.画期的なED治療薬「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」「シルデナフィル」

最新の画期的な内服薬です。 これらの薬の働きは、注射法やミューズのように血管を拡張し強制勃起させるのではなく、勃起状態を解消させる酵素の働きをカットするというものです。

<バイアグラ>

■国内でのバイアグラの歴史
バイアグラは1998年にアメリカで画期的なED治療薬として販売が開始され、大流行となりました。 その頃は、まだ日本での販売がされておらず、国内では個人輸入でしかバイアグ ラを手に入れることはできませんでした。

しかし、医師の診察を受けないでバイアグラを使用してしまったことで、事故が多く発生したことが大きな問題にもなりました。
このことから、適正な使用方法の指導が求められるようになったのです。

当院はファイザー製薬の依頼により、国内でのバイアグラの治験に参加致しました。
それ以来25年近くに渡り、国内でのED薬の普及に努めてまいりました。

バイアグラは、医師の診断書を必要とする処方箋薬です。
インポテンス治療に高い効果がありますが、使用方法を間違えると効果が見られないだけでなく、命を落としかねない、取り扱いには充分注意が必要な薬です。

性交の1時間前に服用すると良い効果が現れます。
効果が顕著な方は、およそ70%~80%ですが、個人差があります。

■バイアグラの使用上の注意

1回1錠服用。服用後、24時間の間隔を取ること。
高血圧、心臓疾患の方にはおすすめできません。
重度の低血圧症、心臓病、腎臓病、尿路感染症、貧血、白血病、多発性骨髄腫、過度の肥満、糖尿病、前立腺ガン、前立腺肥大症、肝臓病、腎臓病等の方は医師にご相談ください。
また、ニトログリセリンのような硝酸塩を含んでいるクスリを使用している方には、正常な効果が期待されず、服用は危険ですので不可能です。
副作用として、頭痛、顔面紅潮、鼻づまり、胃の不調、泌尿器感染、下痢、光への敏感さの増大等があります。

※注意!!

バイアグラは店頭販売や通信販売におきまして偽物が出回っています。
また、多少効き目はあってもバイアグラの成分は微量であり、その他の成分は不明で、その副作用も報告されておりますのでご注意下さい。

<レビトラ>

新薬の「レビトラ」は、薬理作用や効果など、バイアグラとほぼ同じ経口薬ですが、血糖値の影響を、バイアグラより受けにくいという特徴があります。服用の方法・使用上の注意点等も、バイアグラと同様です。

<シアリス>

新薬の「シアリス」は、効果が36時間持続するという特徴があります。 薬理作用や服用の方法・使用上の注意等は、バイアグラやレビトラと同様です。

<シルデナフィル>

「シルデナフィル」は、バイアグラのジェネリック医薬品(後発医薬品)です。

 

※治療薬に関して

詳しい服用方法、使用上の注意などは医師の説明に必ず従ってください!
バイアグラ、レビトラ、シアリス、シルデナフィルいずれも、下記の硝酸薬(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)を使っている方は、服用できません。

主なニトログリセリンなどの硝酸薬商品名リスト

・アイトロール錠・アイスラール錠・アイロクール錠・亜硝酸アミル・アパティアテープ
・アンタップ/R・イソコロナールRカプセル・イソニトール錠・イソピット・イソモニット錠
・イブステン錠・エスタット錠・L-オーネスゲン錠・カリアント錠・カリアントTPカプセル
・冠動注用ミリスロール・コバインタ-錠・コンスピット錠・サークレス注・サワドールL錠
・サワドールテープ/S・ジアセラL錠・シグマート錠・シグマート注・シグランコ-ト錠
・シドレンテープ・シベラント錠・シルビノ-ル錠・硝酸イソソルビド錠(ツルハラ)
・硝酸イソソルビドテープ「EMEC」・ステンベルガー錠・スレンドミン錠・セラモンテ錠
・ソプレロール錠・タイシロール錠・ニコランジス錠・ニコランタ錠・ニコランマート錠
・ニトソルビド注・ニトプロ注・ニトラステープ・ニトルビン錠・ニトロールRカプセル
・ニトロ-ル錠・ニトロールスプレー・ニトロール注・ニトログリセリン錠山川
・ニトログリセリン注-ACC・ニトロシンパフ・ニトロスロー錠
・ニトロダームTTS・ニトロバイド錠・ニトロフィックス5/10・ニトロペン錠・ニトロラム
・ニプラノール点眼液・ハイパジールコーワ錠・ハイパジールコーワ点眼液・バソレーターRB2.5
・バソレーター注・バソレーターテープ・バソレーター軟膏・フランドル・フランドルテープS
・ペネティISDNテープ・ヘルツァーS・ヘルピニン-Rカプセル・ホクスノールLカプセル
・ミオコールスプレー・ミニトロテープ・ミリステープ・ミリスロール注・ミリスロールテープ
・メズサビド錠S・メディトランステープ・メディトランスニトロ・ラブノールRカプセル
・リファタックL錠・リファタックテープS・リベラステープ

 

ED・インポテンス・勃起障害に関するQ&A

通販のED薬と病院で処方しているED薬の違いはありますか?
ED薬は偽物が出回っていますので、きちんとした医療機関で処方を受けることをおすすめします。
バイアグラ以外にも飲み薬はありますか?
はい、他にも数種類あります。人により効果が異なるので、ご自身に合った薬の処方を受けて下さい。
飲み薬以外にもED(インポテンス)の治療法はありますか?
はい、ほかにも治療法はあります。
代表的治療をあげますと、ひとつ目は、ペニスの血管を拡張し強制的に勃起を促す作用がある薬剤を患部に注射する「注射法」です。海綿体に異常がなければ通常5分ほどで勃起し、効果は約2時間持続します。
ふたつ目は、注射法と同じ薬剤をスポイトのような器具によって尿道口から挿入し、粘膜を通して吸収させ強制勃起させる「ミューズ」です。
人によって治療法が異なりますので、医師と相談のうえ決定してください。
ミューズは、自分でできますか?
はい、できます。
医師の診断・指導さえ受けていれば、患者さん自身の手で行うことができることが最大のメリットです。
診察はしないで内服薬だけをもらうことはできますか?
できません。診察が必要です。
処方する薬やその成分量は人により異なります。
ED(インポテンス)は人によって適した治療法が異なります。
まずは診察をして、患者さんと相談しながら治療方法を決めます。
ED(インポテンス)の診察はどんな診察ですか?
ED(インポテンス)の治療は、入念なカウンセリングが基本です。
まず男性ホルモンの数値、血管の状態を検査し、睾丸やペニスの状態をしっかり確認します。
そしてED(インポテンス)の具体的な症状を把握し、原因を追求します。
その上でそれぞれの症状に応じた治療を多角的に行い、短期間での改善を図ります。
ED薬のジェネリック薬とは、どういうものですか。
ジェネリックは、日本語では「後発医薬品」と訳されます。これに対して、オリジナルの薬(例えばバイアグラ)は「先発品」と呼ばれます。
先発品の薬を開発する時には膨大な時間と研究費用がかかりますが、これが販売された際には、一定の期間は薬を独占的に製造・販売する権利が得られます。開発費等のコストが薬の価格に載せられるので、先発品の価格は高めです。
薬の独占権が切れると、同じ成分を使って先発品と同様の効果が得られる薬を、他のメーカーでも作れるようになります。これがジェネリック(後発医薬品)です。
ジェネリック(後発医薬品)は、開発費がかかっていませんので、その分、安価になります。
ED薬のジェネリックは、本当に効きますか。
2018年1月現在、ED薬ではバイアグラのみジェネリックがあります。国内では、オリジナルのバイアグラもジェネリックも「シルデナフィルクエン酸塩」という有効成分が、25mgと50mg含まれたものが販売されています。
有効成分が同量含まれているということは、薬の効果も同様となるのが普通です。
当院の患者様については、既に90%以上の方がバイアグラからジェネリックに切り替えられていて、勃起効果も「全く問題無い」と仰っています。但し、一部の方からは「両方飲んでみたが、バイアグラの方が効果があった」という声があるのも事実です。
一概には言えませんが、服用のタイミングや食事や体調などの影響で差が出た可能性もあります。また「バイアグラに対する信頼感、安心感」という、精神的な要因も考えられますが、ジェネリック薬の効果を疑うものではありません。
ネット通販でみかけた、インドのジェネリックは効きますか。
インドは特殊な国で、薬の成分特許の除外と宣言しています。その為、他の国ではまだ発売されていないはずの「後発薬」が作られて、安く販売されています。確かに、違法な偽造薬ではありません(厳密に言えばジェネリックでもありません)が、薬を製造している工場の衛生管理、環境などには不安なものがあります。
これらの薬には、有効成分がオリジナルと同量か、もしくは元よりも多く含まれているものを見かけますし、また、それ以外の成分に何を混同しているのかも定かではなく、健康被害が起こる危険性も否定できません。実際に、これらの薬を服用して、痙攣や意識障害を起こしたという報告もあるようですので、安いからと言って安易に購入しないようにしていただきたいものです。
ジェネリックのED薬には、特別な副作用はありますか。
日本のメーカーが作っているED薬のジェネリックには、特別な副作用はありません。副作用や禁忌については、バイアグラと同様です。
EDに効果がある手術はありますか。
ED改善に直接効果がある“手術”というものはありません。
ただ、自分のペニスのサイズに自信が持てなかった事による「心因性のED」に関しては、長茎術亀頭増大術を受けた事で自信が出て、EDの症状も改善したという患者さんはいます。
年齢とともに、勃起力が弱ってきた気がしますが、自分もEDになるのでしょうか。
EDというと「全く勃起しない事」だと思っている方も多いようです。
しかし、EDの初期症状としては「以前より勃起力が弱くなった気がする」、「持続時間が短い(中折れ)」なども含まれ、これらを放置した結果、深刻な症状に至るケースも少なくありません。
ED薬は国内はもとより、世界中で長期にわたって使用されてきて、飲み方を守って使用すれば安全な薬だということに間違いはありません。 少しでも気になる症状があれば、専門医を受診されることをお勧めします。
ED薬を使用することの、メリットとデメリットは?
まず、ED薬を使用することのメリットですが、第一に「性行為がスムースに出来ること」に尽きます。パートナーとの関係改善ができます。 また、男性は勃起しにくくなると、自分に自信がなくなってしまい、仕事面や普段の生活全般にも悪い影響が出る場合があります。これも、ED薬を服用して夜の生活に自信が持てれば解消されます。
デメリットは特にありません。薬代が多少かかるというのはありますが、ジェネリック品の登場で解消されてい ます。
当院の場合、以前は1錠あたり1,650円前後していた薬が、現在では2/3 以下の990円からという料金で処方が可能です。
ED薬以外で、EDの治療効果のある手術はありますか?
EDの改善に、直接効果がある手術というのは、ありません。
しかし、例えば性行為の際に女性から言われた「小さい」「あそこがカワイイ」などの、何気ない一言が原因でEDを発症するケースがあります。
このような心因性のEDに関しては、当院で亀頭増大や長茎術、包茎治療などを受けたことで自分のペニスに自信が持てるようになり、EDが改善できたという患者さんもいます。

 

料金(税込)・お支払方法

※診察(15分まで)と尿検査は無料です。
■料金は症状、治療法により異りますので、医師にご確認ください。

当クリニックではED(インポテンス)治療にあたり、検査や問診を行ったうえで最適な治療を行っています。
薬の取り扱いに関しても、バイアグラの治験に参加した経験にもとづき、各患者さんに適切な種類、用量を見極め、処方しております。

■バイアグラのジェネリック 50mg 1錠 990円           
25mg 1錠 550円
■東和薬品のバイアグラのジェネリックOD錠 50mg 1錠 990円
■バイアグラ 50mg 1錠 1,529円
25mg 1錠 1,485円
■レビトラ 20mg 1錠 1,870円
10mg 1錠 1,540円
5mg 1錠   1,430円
■バルデナフィル(レビトラのジェネリック) 20mg 1錠 1,595円
■シアリス 20mg 1錠 1,870円
10mg 1錠 1,650円
■タダラフィル(シアリスのジェネリック) 20mg 1錠 1,320円
■注射法 13,200円
■ミューズ 16,500円

 

※クレジットカードによるお支払いが可能です。
UC、DC、VISA、Master、JCB、American Expressをはじめ各種クレジットカードを取り扱っております。

お支払いはクレジットカードで可能です

※簡単な審査がありますが、ローンによる支払いが可能です。

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