包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

輸血でアンチエイジング?

2016/09/09 未分類

美容クリニックなどで行われるアンチエイジング治療には、美肌のレーザーやプチ整形、サプリメントや注射など、さまざまな治療がありますが、その中でも「キレーション」や「血液クレンジング」などの言葉を最近よく耳にします。 キレーションとはキレート剤を点滴することで、体内の有害金属(有害ミネラル)を尿と一緒に体外へ排出させるというものです。 有害金属というのはカルシウムやマグネシウム、亜鉛や鉄分などの必須ミネラルに対して、汚染された海域でとれた魚介類や水道水、ペンキなどの塗料や排気ガスなどから知らず知らずのうちに摂取している水銀や鉛、ヒ素、アルミニウム、カドミウム等のことで、それらが体内に蓄積されると、疲労や頭痛、動脈硬化や高血圧、認知症、皮膚のシミやシワなどの原因となるため、キレーション点滴はそれらを排出することが目的です。 そして血液クレンジングとは、100cc~200ccの自分の血液を抜いて、そこにオゾンガスを混合し、オゾン化した血液を体に戻すというものです。 末梢循環の改善や免疫機能の向上、抗酸化作用などが期待でき、ヨーロッパなどではB型、C型肝炎ウィルスやHIVウィルスの増殖を抑えるためや、アトピーやアレルギー、癌や心筋梗塞など、さまざまな疾患の治療目的で用いられています。 いわゆるドロドロ血をサラサラ血にして、抗酸化力や免疫力を高めて老化や病気を予防するのが目的です。 これらの治療を受ける方たちの多くの目的は「アンチエイジング」です。 誰もが見た目だけではなく、身体機能そのものの若返りを求めているのです。   そんな中、若者の血液を輸血することで若返りの効果が期待できるのではないかと、アメリカで臨床実験が計画されているそうです。 カリフォルニア大学の研究では、若いマウスの血液を老マウスに輸血すると、脳血管の血流が増加したり、海馬が活性化して記憶力が良くなったり、輸血前に比べて輸血後の空間記憶テストの成績が向上していることが分かり、また、ハーバード大学の研究では若いマウスと老マウスにのお腹をくっつけて、2匹のマウスの血液を循環させる実験で、老マウスの筋肉組織の回復が増加し、逆に若いマウスの回復は遅くなるという結果が出たそうです。 この2つの研究はまだ動物実験の段階で、人に適応できるかどうかの判断はまだ先のことのようです。 「アンチエイジング」みなさんはどこまで追求しますか?

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