包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

■□都内でも被害再発か?忍び寄るスーパー南京虫Aの恐怖。

2016/04/14 未分類

日本ではほぼ殲滅されたとされていたトコジラミが、近年、大都市圏で再発生しています。 トコジラミは、俗に“南京虫”とも呼ばれますが、最近発生しているトコジラミは従来の殺虫剤が効かない新種で駆除するのが難しく、繁殖力も強いため“スーパー南京虫”と呼ばれています。 トコジラミは吸血性の虫で、国内でも衛生状態の悪かった昭和初期~中期ごろには、一般家庭でも比較的多く見られた虫です。 しかし、戦後になって強力な殺虫剤の使用や衛生環境の向上などにより駆除がすすみ、国内のトコジラミは今から約40年前には制圧されたとされていました。 ちなみに、シラミという名がついていますが、分類上はカメムシ目トコジラミ科というものになるそうで、いわゆるシラミとは別の種になります。 また、同じ様に人の血を吸うことで知られるダニとも混同されやすいのですが、これとも全く違う種です。 トコジラミは血を吸う際に唾液を注入します。 それが原因で、トコジラミに刺されると激しいかゆみを起こし、ひどい場合には夜も寝られないほどになるといいます。 今のところ、病気を媒介するという報告は有りませんが、不快な害虫であることには間違いありません。 トコジラミは成虫になると5~7mm程度にまで成長します。 家庭内に発生する吸血虫としては比較的大きく見つけやすいと思われますが、人が寝ている夜間に活動することが多いため発見され難いのだとか。 そのため、実際には、刺されてから初めて、その存在を認識するという事が多いそうです。 トコジラミは翅(ハネ)を持たないため、単独では広範囲の移動はできません。 しかし、人の衣服や荷物、家具などに付着して一気に長距離を移動する場合があるそうです。 前述の通り、日本では完全に制圧されたと言われていたトコジラミですが、ここ数年、大都市圏を中心として被害の報告が増えています。 アジア圏諸国の経済成長やビザの免除などによって、外国人観光客が増加したことが原因といわれています。 旅行者の体や荷物に付着して持ち込まれたトコジラミが、宿泊した宿に入り込んで繁殖し、次の宿泊客を介して、さらに広がっていっていると考えられています。 以前は衛生環境の悪い地域での発生が多いと言われてきたトコジラミですが、最近の被害箇所の特徴としては、東京や大阪などの大都市部のホテルで、比較的清潔な場所でも油断が出来ないことが挙げられます。 リーズナブルなホテルや簡易な宿だけではなく、高級ホテルと言われている所でも安心はできないほど大繁殖の兆しを見せているそうです。 トコジラミは、昼間は物陰などの暗い場所に隠れてしまうため、入念な清掃を心がけていても発見は難しく、ホテルの関係者は「宿泊客から被害の訴えがあり次第、対策をするしかない」と頭を抱えているそうです。 駆除するにも、通常の殺虫剤が効かない為に、かなり大がかりな作業と高い費用が必要だそうです。 実は、アメリカでも2010年にニューヨークの住宅やオフィス、店舗などで南京虫が大発生し、衣料品店が臨時休業するまでの騒ぎになったことがあります。 ニューヨークの件は、2000年頃に持ち込まれた新種の南京虫が繁殖したものと言われています。 一部の専門家は「現在の日本はその頃のニューヨークと同じ状態。早期に対策をしなければ、被害がさらに拡大する恐れもある」と警鐘を鳴らしています。 もし、トコジラミを外部から家庭に持ち込んでしまったら、それこそ一大事になります。 まずは、外出先で衣類や荷物にトコジラミを付着させないこと、さらに、万一付着してしまった場合は、早く見つけることが被害を出さないために重要なことです。 ホテルでは、スーツケースや衣類を床やベッドの上に直置きにしないこと。 また、旅行先で使った衣服はビニール袋に入れてしまい、家で取り出す時にトコジラミの付着が無いかを調べるなどは実践する必要がありそうです。 もし、トコジラミが付いているのを見つけたら、掃除機で吸ってしまうのが手軽で良い方法だそうです。 最後に、殺虫剤が効かない“スーパー南京虫”にも弱点が有ることを知っておきましょう。 それは熱に弱い事です。ダニなどと同じですね。 トコジラミは、温度が45度以上になると数秒間で死んでしまうそうです。 旅行先から帰ったら、衣服をまとめて布団乾燥機に掛けると良いかもしれません。 最近人気が高いアジア圏への海外旅行や、国内の有名テーマパークへ遊びに行った時にも油断が出来ないトコジラミへの対策。 素敵な思い出と一緒に、不快な侵入者を招き入れないよう、くれぐれもご用心下さい。

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