■□　幸せホルモンの増やし方

前回のブログで、「幸せホルモン」＝セロトニンの話しを書きましたが、今回はその続編です。 脳内で分泌され、安心感や幸福感をもたらすホルモンと呼ばれる「セロトニン」ですが、その「セロトニン」の生成自体を増やせる方法があります。 それには、２つの有効な方法があります。 まずは、セロトニンの“材料”となる物質をとり入れることです。 必須アミノ酸のひとつ「トリプトファン」は「セロトニン」の材料となる物質ですが、体内で合成ができないので、食品から摂取する必要が有ります。 「トリプトファン」は豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズ・ヨーグルトなどの乳製品、アーモンドなどのナッツ類、卵黄やバナナなどにも多く含まれています。 これらを毎日食べるようにすると、良いそうです。 「トリプトファン」はビタミンB6と合成することでセロトニンを作りますが、その合成を助けるのは炭水化物です。 主食のごはんも、きちんと食べましょう。 また、食事の際にはリズムに乗って良く噛むことが大事とのこと。 そうすることで脳に刺激が起こり、「セロトニン」の活性化が図れるそうです。 次に、生活環境の改善です。 朝、起きた時にはカーテンを開け、明るい朝日を浴びるようにします。 すると、体内時計が調整されて「幸せホルモン」が出やすくなるそうです。 また、適度な運動も重要で、早朝の２０分程度のウォーキングは、明るい陽を浴びながら軽い運動になるので、とっても効果的だそうです。 健康のためには、早寝早起きをして、規則正しい生活を送ることが最善策ですが、それは「セロトニン」の活性化にも言えるようです。 また、前述のビタミンB6は体内では健康な腸内で生成されます。 便秘に注意して、腸内環境を整えるように心がけましょう。 つまり、「早寝早起き」と「適度な運動」は健康な体作りの為だけではなく、健康な精神を養うのにも有効だということですね。