包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

BMIが増えるほど、癌のリスクが増加

2014/09/25 未分類

皆様、ご自分のBMIをご存知でしょうか。 BMI(ボディマス指数)はヒトの肥満度を表す体格指数。 BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)} 計算式は世界共通ですが、肥満の判定基準は国により異なります。日本ではBMI22が標準、25以上を肥満、18.5未満を低体重としています。 そのBMIと癌の関係について、興味深いお話です。 一度も癌になったことのない16歳以上のイギリス人524万人を7年半追跡し、BMIと22 種類の癌発症の関係を調査。その結果、524万人のうち、3.2%にあたる16万6965人が分析対象の22種類の癌に罹患し、そのうち17種との間にBMIが有意な関係にある、とロンドン大学が発表しました。 調査期間中にBMIが5上がったとき、明らかに癌の発生が高まるとされたのは以下の9種類です。 ・胆嚢癌 ・肝臓癌 ・結腸癌 ・腎臓癌 ・甲状腺癌 ・子宮体癌 ・子宮頚癌 ・白血病 ・閉経前の卵巣癌 子宮癌の41%、胆嚢癌、腎臓癌、肝臓癌、結腸癌の10%以上が過体重や肥満に起因する可能性が示唆されました。特に男性の肝臓癌ではBMIが22以上の場合、発癌リスクが19%高まる、としています。また、結腸癌でもBMI22以上でリスク上昇が認められる、とのことです。 一方、BMIの多い方が発癌リスクの少ないもの、低くなったものはこちら。 ・前立腺癌(非喫煙者) ・肺癌 ・口腔癌 ・閉経前の乳癌 日本におけるBMI30以上の割合は3.5%(2012年現在)。先進国の中では最も低い数字です。最も多いのはメキシコ32.8%、アメリカを抜いて現在トップです。 しかし油断してはいけません。日本における肥満者は年々増加しており、30年で約2倍になっています。 BMI22を超えないよう、食欲の秋を乗り切りましょう。

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