包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

2型糖尿病抑制効果のある果物とは?

2013/10/24 未分類

新鮮な生の果物を食べるほど2型糖尿病のリスクが下がり、フルーツジュースでは逆に多く飲むほどリスクが高まる、という研究結果が英医学誌で発表されました。 糖尿病には1型と2型があり、1型は自己免疫により、インスリン(血糖を下げるホルモン)を出す膵臓の細胞が破壊され、インスリンの分泌が完全に停止したものです。 2型は遺伝、肥満等により、インスリンの分泌が低下したもの、またはインスリンの感受性が低下したもので、日本人の糖尿病患者の95%以上は2型糖尿病です。 血糖の急激な上昇は、インスリンを分泌する膵臓に大きな負担がかかり、それを長期間繰り返すことが糖尿病の発症につながりやすくなると共に、糖尿病を更に悪化させる原因にもなります。 果物を丸ごと食べるのは、週2回食べる人では、月1回未満の人に比べ、2型糖尿病になるリスクが最大23%低く、特にブルーベリー、ぶどう、りんごで効果がみられた、ということです。 一方、フルーツジュースを毎日1杯以上飲む人では、糖尿病リスクが最大21%高かった、という結果が報告されています。 (アメリカ、イギリス、シンガポールの共同研究チーム発表) 生の果物とフルーツジュースは、栄養価では同程度ですが、この数値の差を生んでいるのは半固体か液体かの違いにあると考えられます。 「液体の方が固体よりも胃を通過して腸に到達するのが速い。 したがってフルーツジュースの方が、血糖値と血中インスリンにより速く、より大きな変化をもたらす」と研究チームは述べています。 つまりフルーツジュースを飲むほうが、血糖値の急激な上昇を招く、ということです。 先述の数字の有意差について、論文では更に研究が必要、としています。 また、日本では温州みかんを食べる量が多いほど、糖尿病の罹患率が有意に減少している、という研究結果が報告されています。 果物には果糖が含まれているため、糖尿病には良くないというイメージがありますが、科学的には果糖と糖尿病との間には有意な関係はない、とされています。 厚生労働省により、1日200gの果物を摂ることが推進されています。 200gの目安は…・りんご1個・梨1個・ぶどう1房・みかん2個・柿2個などです。 果物にはエネルギー、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれています。 食欲の秋、実りの秋です。 旬の果物をおいしく健康的にいただきましょう!

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