包茎・亀頭増大術・長茎術の新宿形成外科ブログ

断食してからダイエットをすると効果的!!

2021/05/02 未分類

 現在の日本では、30代の男性の約3割が、40~50歳代では約4割が肥満だと言われています 厚生労働省は「この10年間でみると、女性では有意な増減はみられないが、男性の肥満は有意に増加している」 と特記し、特に男性の肥満傾向に対して警鐘を鳴らしています。 肥満は脳卒中や2型糖尿病、心臓病、ガンなどのさまざまな病気になりうる可能性が高くなることが知られています。 肥満解消のために、様々方法がありますが今回はダイエット=食事療法についてご紹介します。  さて、様々な方法があるダイエットですが、ダイエットの実施前に断食を行うと体重と血圧の減少効果が大きくなる上、その効果自体も長期間持続するようになるとの報告がなされました。 これは、ドイツのマックス・デルブリュック分子医学研究センターに所属するソフィア・フォルスランド博士とドミニク・ミュラー教授らが新たに発表したものです。 実験の内容は、メタボリックシンドロームによる高血圧と診断された被験者71人を無作為にグループ分けし、それぞれ「食事療法のみを行う」グループと「断食してから食事療法を行う」グループに分けて、その結果を測定するというものです。 「食事療法のみを行う」グループは、3カ月間ダイエットを行うだけでしたが、「断食してから食事療法を行う」グループは「5日間固形食品を一切摂取しない」という断食の後に、3カ月ダイエットを行いました。 その結果、断食を行ったグループでは体重と血圧が有意に低く、体重と血圧の減少効果が実験終了時まで持続し、高血圧治療薬が不要になるケースすらあったと判明しました。 さらに研究チームはAIを用いて実験結果の統計分析を行い、体重と血圧の減少効果が高血圧治療薬に起因するものではなく、断食に起因するものだと確認しました。  今回確認された差について、研究チームは「腸内フローラの改善」が影響したと考えているそうです。 腸内フローラについては、こちらの記事(https://www.s-keisei.jp/blog/128)をご覧下さい。 「断食してから食事療法を行う」グループは、絶食期間中に腸内フローラが劇的に改善しており、この改善効果はその後のダイエット期間中にもある程度持続したそうです。 今回の結果について、フォルスランド博士は「高食物繊維・低脂肪の食事療法で結果が出ない場合、腸内フローラ内に食物繊維を発酵させ脂肪酸に変える腸内細菌が不足している可能性があります。こうしたケースでは、断食で腸内フローラを改善するというのは良い考えです」とコメントしています。  繰返しになりますが、肥満は万病の元とされます。 効果的に体脂肪を落とすには、運動よりもしっかりと管理された正しいダイエット=食事制限が有効といいます。 ただし、今回ご紹介した断食する方法は専門的な指導の下で行わなければ、思わぬ体調不良など、事故を起こす可能性も考えられます。 素人考えでむやみに開始するのは、ややリスクが高くなりますので、実施の際は十分に注意して行っていただけるようにお願い致します。 参考記事 ダイエット前の断食には「体重と血圧を長期間減少させる効果」があると判明 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20210417-fasting-effective-way-start-diet/

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