2013/08/08 未分類
いつまでも元気で健康に長生きしたい。 誰もが願う、人類永遠のテーマです。 先日発表された世界の長寿ランキングで、日本は男性5位、女性1位となっています。 地中海沿岸の国からスペイン、フランスがランクインしています。 和食がいかに優れた食事か、というのは実感されている方も多いかと思いますが、地中海沿岸の人々は、どんな食事を摂っているのでしょうか。 今回はオリーブオイルを多く摂取する、地中海食のご紹介です。 食事に気を遣っている方も多いと思います。食事に含まれる脂質、気になりますよね。 しかし、質の高い脂肪の摂取は、体の健康維持に重要な役割を果たしてくれます。 質の高い脂肪として代表的なものにオリーブオイルがあります。 オリーブオイルはオレイン酸が主体の不飽和脂肪酸でポリフェノールを含みます。 以前ご紹介したチョコレートにも多く含まれる、抗酸化作用が期待できる物質です。 地中海食とは、オリーブオイルからオメガ3系不飽和脂肪酸と、野菜、豆類、果物、ナッツ、シリアルを多く摂取。 魚介類を多く、乳製品、肉は少なめに、食事中は適量の赤ワインを摂取する、というものです。 オリーブオイルに含まれるオメガ3系脂肪酸は、抗不整脈作用、血小板凝集抑制作用、血管拡張作用、抗増殖作用等が期待できます。 オリーブオイルにはいくつか種類がありますが、エキストラバージンオイルは、オリーブ果実を絞って油分を抽出したもので、100%オリーブジュースです。 ピュアオイルは精製オイルにバージンオイルを混ぜたもので、抗酸化物質は少なくなっています。 とある地中海食の研究では一週間に1Lのエキストラバージンオリーブオイルを食事に取り入れ、ナッツを摂取する、というものでしたが、オリーブオイルにそれほど馴染みのない日本人には、あまり現実的に摂取できる量ではなさそうです。 そこでサラダ等生食用にはエキストラバージンオイル、調理用にはピュアオイル、と使い分けると、フトコロにも体にも効果的に取り入れることができるかもしれません。 皆さんも、お試しになってはいかがでしょうか。